2013年1月30日、第9回山陰研究交流会を開催しました。野田哲夫先生から「地域イノベーションにおける多面的近接性と相互作用」と題して報告があり、続いて討議を行いました。

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報告者の野田先生と聴講の方々



 野田先生のチームは当センターの山陰研究プロジェクトとして、松江市を拠点としたプログラミング言語Rubyによる地域産業振興の取り組みとその成果について分析を進めています。今回その結果が示されました。

 ITゆえに地理的な制約を超えて拡がりを持ち得ること、そしてその拡がり方は、東京が中心で地方はその下請けという構図とは異なる様相を呈しており、新たな横の繋がりが形成されつつあることが分かってきました。

 その中から、それぞれの地域独自の特色を活かした開発も生まれ、さらにそれらが相互に結ばれて新たな開発へと繋がっている例もあり、震災復興などの場で具体的な成果が表れつつあるとのことです。

 野田プロジェクトでは、今後このような地域間にわたるネットワークの実態について、より具体的に踏み込んで調査していくとの見通しも語られました。

(文責:田中)